ボクサーロボ全国大会!
今日は豊洲の芝浦工大豊洲キャンパスにて、「第8回『S.I.T.ボクサーロボ競技大会』全国大会」に参加。
まず、参加者がそれぞれ工夫をこらしてデザインしたロボットをずらりと並べて、もっともいいデザインだと思うものに投票。
オサルのロボット「必勝くん」は、前回のモザイク模様風からこんどは黒一色に変身。(私は勝手に「黒い弁当箱」と名前をつけていた)今回も全くデザインで票を取ろうという気なし。あくまでも、ロボット相撲で上位入賞を狙う構えだ。
開会時のお話では、今回の参加者は北は青森から南は愛媛まで、30箇所700名のロボット教室参加者の中から上位入賞した子どもたちなのだそうだ。今日の参加者は97名。そのうち、48名ほどが今回オサルが参加する、ボクサーでのバトル参加者(その他はビートル、タスカー、スパイダーでの参加者)。激戦区である。
5~6人のグループを9組作り、その中で1位になったメンバーでトーナメント戦をして優勝を決める(小学生と中学生でそれぞれ1位・2位・3位を決める)。早速バトル開始。さすが全国大会、競技者も真剣だし保護者席からも「押せ押せ!」「落とせ!」と声がとぶ。学生さんの実況中継も入ってとても賑やか。
さて、オサルは2回引き分けはあったものの、何とか負けなしで対戦を終えたので、小学生の部の決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントは1回負けたらそこで終了なので、「まあひとつでも多くバトルできるようにがんばって」と送り出したら、ひとつひとつ何とかクリアして決勝まで行ってしまった。
まさか優勝?!と思ったらそんなに甘くなくて、コロリと負けて準優勝決定。優勝ロボットとはだいぶ力の差があったようだ。しかし、何はともあれ小学生の部での準優勝決定。記念のメダルと置物を頂いて、大満足。
これだけのメンバーの中で2位に入り、本人もかなり自信がつき、励みになったようだ。これだけの会を運営して下さった芝浦工大の先生や生涯学習センターのスタッフの方々、そして学生の皆様に本当に感謝致します。
そしてオサルは「次はスパイダーだ!」と言っている。全国大会に出る前に未来館で上位入賞しなきゃならないんだけど・・・。まだまだロボット博士への道は遠い。
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コメント
おお、しばらく前にたまたまこちらのサイトを見つけていたのでどうなったかなと見に来たのですが……2位でしたか。初出場の4年生で2位はすごいですよ。ウチは今回、優勝しましたが、6年生ですし、去年も全国大会に出てますから。
投稿: Buckeye | 2008年11月 2日 (日) 17時50分
なんと、ボクサー小学生の部で優勝の彼の、お父様ですね!おめでとうございます。どうも昨日はお疲れさまでした。
うちは両親ともロボット関係はからっきしなので、子どもだけでロボット製作・改造をして今回2位を頂けたのは、よくやったんではないかと思っています。Buckeyeさんのところはずっと研究されていてすごいですね!ぜひ参考にさせて下さい。
投稿: ただ | 2008年11月 2日 (日) 19時23分
ホント、1人でやってあの成績はりっぱです。小学生だと、親の影響がかなり強くありますからね。
ウチは「自分のマシンなんだから自分で考えろ。手を動かせ。おとーさんがやるほうが簡単だけど、それじゃおとーさんのマシンになってしまう」と言っているので親がみんなやっちゃう場合ほど強い影響は出ませんけど、「こういうことがしたい」「こんなものが欲しい」というとき、それなりのものを提示してやれますし、金属加工なども簡単なものならやらせてやれる環境がありますから。あと、組み方がおかしいとき、ダメだしもしてやれますしね。
ウチの子どもたちも、次回、下はボクサー、上はスパイダーに挑戦と張り切っております。この張り切りが持続せず、直前にならないと手が動かないのが難点ですが……(--;)
投稿: Buckeye | 2008年11月 3日 (月) 07時10分
うちのも、「次回はスパイダーだ!」と張り切っております。
今日も息子は「ピンポン玉が必要だ!」と、たまたま立ち寄ったオモチャ売り場で探し、「ラケットと一緒に玉がひとつしか入ってないやつしかなかった・・・」としょんぼりしていました(笑)
スパイダーはまた違った難しさがあると思いますので、全国大会に行けるかどうかまだ全くわかりませんが、できましたらまたご一緒できるとうれしいです。
投稿: ただ | 2008年11月 3日 (月) 19時22分
ウチもピンポン球、買わなきゃって話になっております。
ちょっと調べてみたんですが、販売単位の少ないもので20個買おうとすると2000円弱、かかってしまうようです。一方、安いものだと100個で2000円くらい(販売単位がもっと大きくなればもっと単価はもっと安くなりますが、そんなにあっても困りますよねぇ)。
で、ご相談なんですが、ウチのほうで100個、買っちゃいますから、適当量、買い取られませんか? 送料込み1000円で、20個以上、50個以下、適当な箱に入る分量をお送りするって条件でいかがでしょう。
投稿: Buckeye | 2008年11月 3日 (月) 20時14分
いいですね!ぜひお願いします。気が早い話ではありますが、使うものは早めに用意しておけると安心ですよね。
あとは子どものやる気しだいということで(゚ー゚)
投稿: ただ | 2008年11月 4日 (火) 11時31分
ピンポン球、注文しました。お送りする住所を私のメールアドレスまでお知らせいただけますか?
もう1点。お子さんの戦い、ビデオに撮られました? もし撮っておられないなら、決勝戦だけになっちゃいますけど、ピンポン球と一緒にお送りしますよ。昨日だったか、家族で見てみたら、1回目の失敗をふまえ、2回目の対戦では操縦を工夫しておられて、何度も、ウチの子のマシンの下に入っていい形にされてました>お子さん
投稿: Buckeye | 2008年11月 5日 (水) 17時08分
いえいえ、決勝戦は2回ともほんとに一瞬で終わりましたから、無理してお褒め頂かなくても(汗)
当日私はCコート前の観覧席一番うしろで、自分の子のときだけ椅子の上に立って見ている状態でしたのでビデオどころではありませんでした~(泣)
ずうずうしいようですが、お願いしてもよいでしょうか?
投稿: ただ | 2008年11月 5日 (水) 21時01分
いえいえ、決して無理にほめているわけじゃありません。会場で見たときは2回とも瞬殺のように見えましたけど、ビデオで細かいところまで見てみると、内容は大きく違っていました。
初戦は、タダクンがぼんやりと外側を回ってきてくれたのをいいことに、ウチの息子がわりと横からシャベル部分へ突っ込み、(たぶん)一発でシャベルの下に入ってそのまま押し切って終わりでした。シャベルタイプが相手のとき、これがベストの必勝パターンです。シャベルタイプも、横からなら下に入りやすいので。
2回目は、タダクン、コーナーでなるべく内側に入ってきたので正対に近い状態になり、どちらが下に入れるか微妙な位置関係になりました。これをやられると攻めにくいんですよね。で、実際、2~3回、タダクンが下に入ってはウチの息子が下がって逃げるというのをくり返したあと、ウチの息子が下に入ったので勝負がついたわけです。
決勝戦、特に2回戦の勝敗をわけたのは、脚部の組立精度と調整だったんじゃないかと思います。息子のマシンが全国大会1週間前の状態だったら、たぶん、2回戦はタダクンが勝っていたんじゃないかと。私のブログにも書きましたが、最後の数日で脚部をばらして組み直したり調整したりした結果、バトルフィールドの端から端まで12秒強かかっていたのが9秒弱までスピードアップしました。25%も速度が上がったわけです。このおかげで、下に入られれば下がって逃げられるし、逆に自分が下に入れば相手は逃げられず、そのまま押し切れるようになったわけです。
ウチの息子は、4年生の終わりごろから1年半もやってきてようやくきちんと組めるようになったわけで(その間、何度も何度も、「締めるところはきちんと締める。ゆるめるところは締めすぎずゆるめすぎず、必要量だけゆるめる。これじゃまともに動かんぞ。やりなおし」と私に何度言われたことか)。操縦も上手になったのは今年の春。家で学校の友達とバトルしたり、ずいぶんと経験を積んでようやく、です。
タダクンは4年生だし、今年が初めてだし、親御さんからの指導はないんだし、家で友だちとバトルできる環境にないんだし……条件がこれだけ違っていてあの試合はりっぱです。決勝の2回目は、たぶん、あの日で一番、息子が苦労した戦いだったはずですよ。ほめてあげてください。
投稿: Buckeye | 2008年11月 7日 (金) 16時05分
DVDありがとうございました!一瞬で終わったように見えましたが、頂いた丁寧なコメントのとおり、息子もいろいろ工夫しているのがよくわかりました。
しかし、こばっかいくんのロボット速いですね!改めてその強さを実感致しました。
頂いたコメントを息子に見せたところ、「脚部の組み立て精度と調整」について「なんだろう?どうやるんだろう?」と興味を示していました。基本的な組立てができていても、まだまだその後の調整によって性能が上がっていくんですね。
お陰さまで、息子にも私たち親にも大変有意義な大会になりました。ありがとうございました。
最後に息子より
「ピンポン玉、どうもありがとうございました。」
投稿: ただ | 2008年11月 8日 (土) 21時41分
「脚部の組み立て精度と調整」は……要するに、締めるところはきちんと締める、動かなければならないところはスムーズに動くようにする、いらないガタはなくす、ということに尽きます。難しいのは、後ろの二つですね。ゆるめすぎればガタついてしまうし、締めすぎれば当然に抵抗が大きくなります。そんなこんなを突き詰めて、こっちはこう、そっちはこうと少しずつ、考えては調整していくわけです。
投稿: Buckeye | 2008年11月10日 (月) 20時08分
Buckeyeさま、ブログなど見せて頂いて、こちらで勝手に考えるに「ただのお父さんかと思っていたけど(失礼しました)、これはただものではないのでは・・・??」
またご一緒する機会がありましたら、「Buckeye先生の精度と調整教室」を、ぜひうちの息子のために開催して下さいませ~o(_ _)o
投稿: ただ | 2008年11月11日 (火) 12時01分
いえいえ、ただのスキモノおとーさんですよ。タダクンみたいのが大きくなって親になった場合の一例かと(^^;)
私、専門は化学系だったので、電気も機械もあくまで趣味です。そっちを専門としている人が見たら目をむくようなこと、平気でやりますし。常識にとらわれない分、意外な工夫が生まれたりすることもありますが。
それほど遠いわけでもないようですし、そのうち、ロボット持って遊びに来られます? といっても、ウチのほうはこれから年内いっぱい、週末の予定がぎっちりらしく、年明けの連休あたりじゃないと難しいようですが。
投稿: Buckeye | 2008年11月12日 (水) 06時16分
おお、うちは全然急ぎませんので、年明けにでもぜひお願いできればうれしいです♪
ご覧の通り、息子はうちでひとり淋しく「独り全国大会ごっこ」をやっている状態なので(苦笑)
全国大会に出したボクサーは、部品を使いたいとのことで外側のデザインは息子がすでに破壊してしまいましたが、ボクサー本体はなんとかまだ無事です
投稿: ただ | 2008年11月12日 (水) 19時23分
では、詳しくは、もう少し近づいたときにメールでご相談ということにしましょう。
投稿: Buckeye | 2008年11月12日 (水) 22時00分
どうぞよろしくお願い致しますo(_ _)o
投稿: ただ | 2008年11月13日 (木) 20時31分